夏休み   藤井 貴

夏休みです。私が関わっている大阪府高齢者大学校も2ヶ月の夏休み、またコロナの感染拡大による医療非常事態宣言でチャペルも日曜日以外の集会は休会またはオンライン開催です。一方、貸し農園で行っている野菜栽培だけは、水やり、収穫、剪定に加え、秋冬野菜の植え付け準備等、休みなしです。
さて、私は夏休みになると、井上陽水の「少年時代」を自然と口ずさんでしまいます。

夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれにさまよう
青空に残された
私の心は夏模様

この歌詞に以下のような解説がありました。 ---「風あざみ」と聞く大半の人が植物のアザミをイメージするだろう。実際にアザミの開花期は4月~7月であり、この曲の背景と一致している。しかし、この曲では具体的な植物としてのアザミを示しているのではない。アザミの花言葉は、「独立」「報復」「厳格」「触れないで」とネガティブなイメージで、孤独を感じさせる。夏が過ぎさった少年時代の虚無感というものを「風あざみ」という言葉で井上陽水は表現している。「青空に残された私の心は夏模様」も夏休みが終わったあとのあの虚しい感情を表している。子供のころの夏の思い出は大人になっても楽しい思い出として記憶され、青空という記憶装置に子供のころの楽しい夏の思い出(=夏模様)を残している。---

確かに、夏の青空は子供のころの思い出に導いてくれます。高齢者になった今は、夏休みは暑さの最盛期で熱中症との戦いです。しかし、やがて夏が終わり秋になります。日本には春夏秋冬、それぞれの季節があるので、安心して生活できます。神がこの世界を作られたとき、私たち人間に安心と恵みを与えるため、季節を設定し、今なお支えてくださっているからです。

「あなたがたに天からの雨と実りの季節を与え、食物と喜びであなたがたの心を満たすなど、恵みを施しておられたのです。」使徒の働き 14章17節

最後に、本ホームページの新着情報にご案内しましたように、8月21日に安井先生をお迎えして「神の創造」について、チャペルでお話していただきます。ユーチューブでも同時配信しますので、ご視聴ください。

 

 

 


2022年08月15日