北九州・小倉聖書教会訪問記 山里 将之

みなさん、こんにちは!
貝塚聖書教会の山里将之です。

この夏、私はあちこちに出かけました。前回は、奥多摩福音の家で開かれた、神学校の夏期研修講座に参加したお話を致しましたが、今回は北九州・小倉聖書教会を訪問した時のお話です。

7月17日(日)は、小倉聖書教会で宣教のご奉仕に与りました。この小倉聖書教会は、貝塚聖書教会の前任者、池尻良一牧師が深く関わった教会で、およそ20年の歴史があります。お医者さんでもある小山先生がご自宅を開放して教会として用い、奥様とお二人で礼拝、祈祷会を守って来られました。文字通りの「小さな群れ」ではありますが、これまた文字通りの「家族的な教会」。大阪からはだいぶ距離がありますが、ここにも、つながりのある教会がある事に神様のみわざの広がりを感じさせられました。

礼拝をお献げした後は、ちょっと寄り道しまして、福岡空港のある博多とは逆方向にドライブ。門司から関門橋をわたり、本州最西端の下関へ。地上では初めて関門海峡を通りました…実は、新幹線では一度、通った事があるのですが、あれは海底トンネル…。山口県側からつい先ほどまでいた九州を望むと、こんなに近いのか、とあらためて驚きました。よっぽど明石海峡大橋の方が長いんですね。次に訪ねる機会があるとしたら、もう少し「身近」に感じるな、と思いました。遠くには宮本武蔵と佐々木小次郎が闘った巌流島(正式名称「船島」)をはじめ、たくさんの島々を見ることができました。その一つ一つに名前があり、小さくはあってもその島の個性があり、歴史がある事を思わされました。

聖書 詩篇97篇1節
「主は王である。地は小躍りせよ。多くの島々は喜べ。」

それにしても、教会は、本当に不思議なもので、場所も違えば大きさも違いますし、当然、それぞれの歴史も違います。何しろ集っている人が違いますから、十人十色、ならぬ、「百教会百色」、そうであるにも関わらず、訪れるとやっぱり「教会だなぁ」と感じます。歴史ある大きな会堂をもった教会も、自宅を開放してささやかな営みを続ける教会も、イエス様の家族であり、イエス様の弟子であり、イエス様の友であるという恵み、喜びを共有しています。あなたも、この恵み、喜びを、ともにいたしませんか…。

追記:8月も半ばを過ぎましたが、もうしばらく、「夏休み」のお話が続きそ うです…次回もお楽しみに。

写真:山口県は下関の丘の上、火の山公園から九州を望む。

2022年08月22日