ティーンズバイブルキャンプ報告 山里将之

ティーンズバイブルキャンプ報告

山里 将之

みなさん、こんにちは!
貝塚聖書教会の山里将之です。

10月も最終週を迎えました。田畑の収穫もそろそろ終盤。2週間ほど前には地元の祭りが3年ぶりに開催され、その頃を境に衣替えも始まり、冬支度に取りかかっているところですが、今回も前回に引き続き、夏のキャンプのご報告です。今回はティーンズバイブルキャンプと呼んでいる、中高生キャンプの様子をお伝え致します。

8月16日(火)〜19日(金)、和歌山県立白崎青少年の家を会場に、3泊4日の期間、中高生とともに寝食をともにし、海で思いっきり楽しみ、夜には花火、また天体観測と称しての野外でのおしゃべり会…。充実した4日間を過ごしました。

もちろん、中心となるのは聖書の説き明かし。ティーンズ「バイブル」キャンプ、その名前のとおり聖書の時間を第一としています。メッセージを担当くださったY先生、ご自身の若かりし頃の状況や、信仰を持つに至った経緯をまじえながら、神様とともに歩む事の大切さをしっかりと語って頂きました。

ティーンズの年代になると誰しもが、クリスチャンであろうとなかろうと、様々な問題、課題に直面し、人間関係や学び、進路、恋愛、将来への希望と不安…こうしたものと直面します。そんなティーンズたちと向き合い、ともに考え、膝突き合わせ、肩を並べて神様に祈るうちに、私たちの方が大いに取り扱われ、成長させられる。ティーンズバイブルキャンプにはそういった、私たち大人への問い迫りといった機会にもなっています。まさに小さな牧会、いや、牧会そのものです。

はるか昔、イエス様が、どのように弟子たちを導き、訓練したのかと言えば、ともに旅をし、ともに食卓を囲み、その事を通して神様の恵みにより頼む事を体験を通して学ばせる、という方法がかなりの部分を占めていました。ティーンズバイブルキャンプは3泊4日とずいぶん期間限定ではあるのですが、それでも、イエス様が採用されていた弟子訓練の姿、方法により近いあり方でもあります。

あれから2ヶ月が経った中高生たち。今、どんな風に過ごしているでしょうか。楽しい思い出とともに、語られた聖書のメッセージがしっかりと心に残り、彼らの将来の良き道しるべとされていく事を心から願っています。

聖書 詩篇119篇9-10節
どのようにして若い人は自分の道を 清く保つことができるでしょうか。
あなたのみことばのとおりに 道を守ることです。
私は心を尽くしてあなたを求めています。
どうか あなたの仰せから私が迷い出ないようにしてください。

写真:白崎青少年の家での写真のほんの一部です。
※あえて少し画像をぼかしています。


2022年10月24日