新年の手帳とカレンダー         辻  喜男

書店やホームセンターでは、すでに来年(2023年)のカレンダーや手帳が店頭に置かれています。それらを見ながら、かつて新しい年に期待をかける時期もあったことなどを思い出しながら、今も何となく手に取ってみたくなる気持ちにさせられます。ただ最近はもっぱら百円均一のお店で買うようにしています。というのは、手帳に書き入れるほどの予定もなく、空白の日もあることから、高価な手帳はもったいないような気になるからです。百円均一でも、何種類ものカレンダーや手帳が並べられているのに驚きながらも、どれがいいのか選ぶ楽しみも味わっています。ただ、どうも気になるのは、月曜始まりの手帳が多くなっていることです。現役世代の人々には便利かもしれませんが、私は月曜始まりでは気持ちが落ち着きません。かつて日曜始まりになじんでいただけでなく、クリスチャン生活を送るうえで、やはり、一週間は日曜日から始まらなければならないのです。日曜日は単なる休みの日ではなく、神を礼拝する日であり、一週間は礼拝から始まるのが最もふさわしいと考えるからです。日曜日の朝、礼拝に出席し、神に祈り、賛美をささげることで、明日からの活動に備えるのが、聖書が教える本来の人間の生き方です。









2022年11月21日