11月27日に長男の結婚式が東京の三光教会で行われた。
これでふたりの子供は完全に自立(→独立)した。親の責任を果たせたが、親としては淋しい思いもある。
それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。(創世記 2章24節)
この言葉は神が男と女(アダムとエバ)に人間を創造された記事の最後に出てくる結びの言葉で、キリスト教の結婚式でもよく読まれる言葉である。
41年前に結婚したとき、子供の立場でこの言葉をかみしめ、経済的にも、精神的にも、父と母を離れ(自立し)ないと行けないという自覚をもった。そして、妻と一体で、家庭を築いていく決意をした。
今回は親の立場で、この聖書の言葉をかみしめる。子供に対して言いたいことは沢山あり、関わりたい気持ちもいっぱいある。しかし、子供夫婦はわれわれから離れないといけない、親ができることは彼らのために祈ること、そして、彼らの離れていく過程を見守ることだけなんだと意識した。勿論、子供のために祈らない日はないけれど、さらに祈りを通して彼らを支え、後は神様にお任せしよう。